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濃ゆい。

時間が矢のように過ぎていきます。
BLPでDr.パイを待ってる間も、暑すぎてアイスクリームを食べてる間も子どもたちと教室のことばかり話しています(>_<)
それくらいに子どもたちはかわいい笑


さて教室になにがおこったのか。

朝起きて、いつも通りカウンターパートである現地のNGO、BLPにおじゃましたところまではもう、順調でした。スバッシュさんはいつもどおり、キラキラまぶしいほどの笑顔と頭でむかえてくれました。FRROの手続きもTシャツ作りの話も、車の話も、ノリノリで対応してくれました。


教室につくと子どもたちが教室からわれ先に走ってきて僕らは囲まれました。

ここからです。

僕らを迎えてくれたのは、ラッキー、ワッシーム、ジョーティ、ゴーマル、カージャルにレイシュマ、、、


ムスリムが誰一人きていないのです。
きていたのはトライバルとよばれる指定部族の子どもたち。ホントに言葉通り路上で生活しており、日照りや雨もしのぎきれないような、ハードな生活をしています。
一方ムスリムの子どもたちはそれと比べると“裕福”な家庭で生活しています。一番スラムときいて多くの人が思い浮かべるような小さな家に暮らしています。

通常ならあまり交わることのない、異なるカーストに属する子どもたちですが、この教室では毎日顔をあわせて歌ったり踊ったり、勉強したりしています。
それが今回誰一人としてムスリム地区から通う子がきていなかったのです。


きいた話だけで、まだなんの事実確認もできていないのですが、
どうやらムスリムの子どもとトライバルの子どもとの間でケンカが起きたようです。
そしてカーストのことを口にだしたようなのです。差別的な暴言を吐いてしまった。カルミン先生がその場でムスリムに怒った。それがつい先週の火曜日のことだそうです。
「一週間頭を冷やしてこい」って感じですかね。

それはわりとまずくないか。
教室の先生であるチャンクーと僕とラッキー(トライバルの年長さんの女の子)ですぐに彼らの家まで迎えに行きました。
家庭訪問してみると、わりとみんな家にいました。でもカリームは体調崩してるし、シャールークは絶対いかねーみたいなノリやし、親御さんたちも心なしか険悪ムード。
結局きてくれたのはタラバブ、セパリのおちびコンビと、チャンバブだけでした。


ここにきてまた一からやりなおしです


何度も何度もぐるぐる同じところをまわってるようで、でも少しずつ変わってきてることも感じます。
今回は特に先生たちの成長を強く感じました。
カルミンがカースト間の争いをするなとちゃんと怒れたこと。ムスリムの子どもたちもトライバルの子どもたちや先生たちに感謝を忘れてはいけないと語ったチャンクー。本気で悩んでいるようにみえた彼らはとても頼もしくみえました。

子どもたちもいろんな思いを抱えながらも、ムスリム地区まで一緒にきてくれたラッキー、みんなを説得しようとしてくれたイブラヒームも、たくましく成長してきているのではないでしょうか。

僕らの手によってではなく、先生や親御さん、子どもたち同士で仲直りができたなら、大きな大きな成長につながるチャンスだとさえ思います(^^)/

がんばれ!

  1. 2013/04/30(火) 12:37:49|
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Head light Tail light


二日連続でブログを更新するという快挙(^^)/
いつまで続くか見守っていてくださいね笑

昨日会った人たち、光の音符がインドで出会ってきた人たちを今回はお二人だけ紹介します。

まずは昨日も紹介しましたスニルさん。
ただのドライバーさんでした。
プロジェクトコーディネーターのスバッシュさん御用達のタクシー会社のアジェイさんの紹介できてくれたのがスニルさんです。それから毎回ゆりさんがインドにくるたびきっちり時間通りに迎えに来てくれたそうです。
そんなスニルさんが今日私たちに、“あなたたちはもう家族の一員だ”といってくれました。せっかくのお休みに家に招待していただき、家族みんなとビスケットとチャイでおもてなししてくれました。
9月の最終ステージでは協力者としてステージにあがってもらいます。


大塚みやまさんはホテルの近くのタタインスティチュートに通う大学院生。
ソーシャルワークの分野ではアジア一だといわれる学校に通う、おっとりした雰囲気の彼女と出会ったのは近くのスーパー。日本人に出会うなんてことがほとんどあり得ないような場所なので、思わず声をかけたのが始まりです
JICAの最終報告にむけたヒアリングの方法についてアドバイスをいただきました。
最終ステージも見に来てくれるとのことです。


この活動はゆりさんの思惑通り、人と人とのつながりだけでホントに何とかなってきました。
ただそれは、ゆっくり、時間をかけてやってきたからこそできていることで、教室の子どもたちと一緒に生きていこうと決めた人間だからこそできることなのかもしれません。(*^^*)

正直僕はまだこの活動に人生ささげるなんてことを宣言できるほど人生悟ってないし、他にやりたいことも山ほどあります。
それでもいいのかな、と思ってます。ゆりさんのいうように、アマチュアだからこそやる、やりたいからやる。今はそれで勉強させてもらえるだけ勉強しようと思います。
そんなことを小林さんとビールを飲みながら話しながら気づいたら寝てるっていう。
さいこーっす笑

それでは今日は子どもたちに会ってきます。
みんな来てるかな。一か月半ぶりやけど、楽しみでしかたない(^^)/


その前に、ゆりさんおきてるかな笑




写真はスニルさんの息子さん。11か月。ハンモックにゆられてねてました。
起きて俺らの顔をみるなり号泣w
9歳の娘さんレーハーの美人さがやばかった。

  1. 2013/04/29(月) 13:27:04|
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ムンバイ到着!4/28

またまたきちゃいましたインド。ムンバイ。ホテルプラザ。
田舎のおばあちゃんより、プラザのおじちゃんのほうが頻繁に会ってます
気になってる人向けになりますが、プラザの改修工事終わってます(^^)/
クオリティはまあ、次回きてのお楽しみということで。

とりあえず今回はもう、



仕事感がすごい。


この一言につきますね。あえて付け加えるとすれば、

暑い。

めちゃくちゃ暑い。
たった三人という少数精鋭、気温は35℃をこえ、ムンバイについても歓迎してくれるスタッフもいない。
そしてなにより、女の子がいない。
誰かきて。なんなら最悪まよでもいい。


今日これから急きょ我らがスニルさんのおうちにおじゃますることに(^^)/
時間通りにきてくれる、仕事に誇りを持ったドライバーさん。インドでは貴重な人材です。
スクールバス探しにも協力してくれるのではないかと期待してます♪

その後はムンバイ在住で、タタインスティチュートにみやまさんとお会いします


ゆりさんも小林さんもおつかれのようで、お昼寝タイムです。
お二人には機内でもレストランでも、いろいろお話していただき、もうそれだけで僕的にはおなかいっぱいです。
どうやら光の音符は今後も壮大なスケールで描かれていくことになりそうです。

名付けて“スラム座(the)カンパニー”乞うご期待。




P.S.  Life of Pi めっちゃいい映画です。まじで。
    帰ったらDVD買おうと思います
  1. 2013/04/28(日) 16:36:26|
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4/18ミーティング

 はじめまして。神戸大学2回生の久保貴史です。先月のスタディーツアーに参加し、スラムの子供たちが何を感じこれからどのように成長していくのかをなるべく近くで見ていきたいと思いスタッフとして参加さしてもらっています!!

 昨日のミーティングでは主に、GWの渡印中にしておきたいことについて話し合いました。
 今回の渡印では、スラムのお母さん方を集めてみんなで母の会を開く予定です。そこで、誰をどうやって集め、そして何を話し合うのか考えました。教室では子供たちが一緒になって楽しく生活していますが、それでもやはりカーストが無くなったわけではなく、混ざり合って活動することをよく思わない子どもたちの親御さんや、下位のカーストの人と触れ合うことを嫌がる方々もいます。そのため、両方のスラムから母親たちを同じ場所に集めて衝突がおきたりして、せっかく仲良くなった子供たちに悪い影響を与えたりしないかという心配があります。しかし、光の教室において、私たち日本人の一番の強みはカーストの外からやって来たいわばカーストの外にいる存在であり、誰にでも平等に接することができることだと思います。その強みを活かし、カーストの異なる2つの地域の親御さん方を繋げられるよう、精一杯の活動をしていきます。ただ、上記のような懸念はどうしても拭えないため、細心の注意を払いつつ、母の会を継続して開けるような体制づくりを行なっていきたいと思います。
 また、子どもたちのご両親の口から直接、子供たちが教室に行くようになってなにか変化があったかのヒアリングに関してと、スラム撤去によってGovandi地区に移住させられてしまった子供たちの追跡調査をし、再び教室で学ぶ機会を提供するための工夫に関しても話し合いました。
 さあ、いよいよ来週末には出発です!教室に対して子どもたちのお母さん、お父さんがどのように考えているのか、改めて意見を直接聞けるなんて、今からわくわくします!!!
  1. 2013/04/19(金) 21:00:55|
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第三回スタディ・ツアー感想文 九州大学3回生 山田真一郎さん

 遅ればせながら、今回のツアーの感想を述べさせてもらいたいと思います。単的に言うと、ありきたりな表現になってしまうのですが、それまで自分が持っていた『価値観』が大きく揺さぶられたツアーになりました。恵まれた環境の中で養われたものが、いかに脆く、間違ったものであったかに気付かされました。たとえば、ツアー中スタッフの黒田君が述べていたことから引用させていただくと、「貧困だからといって、不幸せということにはならない」ということです。この言葉の中には、言葉以上の深み、そして重みが詰まっていると思います。私自身、ツアーに参加するまでは『貧困=不幸』の方程式を前提として持っていました。今思えば、あまりにも短絡的なものであったと痛感しています。スラムの人々との交流を通し、彼らの生活や避けられないバックグラウンドを目の当たりにし、自分の思考では推し量りえないものを感じました。貧困の誤ったイメージにより、スラムの人々との出会いに恐れや不安を持っていた自分に、彼らは心から歓迎の気持ちで握手を交わしてくれました。その握手と温かみのある素敵な笑顔に、自身の誤った方程式を覆すものがありました。それが具体的に何なのか、ということは、今の自分には言語化できません。今いえることは、そこには確かに『心』があったということです。頭で導いた方程式を、『心』でもって考え直した結果、それは間違っていたのだと気づくことができました。思考では追いつけない『心』を学んだツアーでした。
 ツアー参加者の感想文を読んだ人の中には、「きれいごとだ」と思う人もいるはずです、きっと。以前の私もそうでした。感想文を読んだだけでは、そうなるのも仕方がありません。それこそ、誰かの経験を聞いただけで揺らぐものはそれまでのものです。その人がそれまでの年月を経て培ってきた『価値観』は、それ以上のものを経験して初めて揺らぐものだと思います。「百聞は一見に如かず」とはよく言いますが、私はただ見るだけでは人間の根底にあるものは覆らないと思います。見るだけではなく、心でもって経験、体験して初めて根底は覆るのです。今回のツアーを通して、皆さんに言いたいことは、『百聞は一験に如かず』ということです。
 私たちの環境を取り巻くものは本当に正しいのでしょうか。無意識にそれまでの自分が正当化していた事実、「そうだと教わった」と口に出すこと、みんなもそう思うからと肯定すること…『心の経験』で改めて考え直すのもいいかもしれません。私はこのツアーで『心の経験』をすることができました。ツアー参加者の感想文を読んでなにか感じて人がいれば、是非参加の検討をしてみてはいかがでしょうか。
 ろくに推敲もしておらず、論理破綻も多い稚拙文章ではありますが、なにか感じ取って頂ければ幸いです。

                              九州大学 山田真一郎
やまだ
  1. 2013/04/13(土) 00:36:23|
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第三回スタディ・ツアー感想文 神戸大学2回生 林裕太

今回のスタディーツアーでは日本では絶対に得られないような経験をすることができ、参加して本当によかったと思います。

インドに行く前からスラムにいる子どもたちが元気いっぱいで笑顔にあふれていることは聞いていたのですが、実際に子供たちと出会い、遊ぶ姿を見てみると、その元気と笑顔は私が想像していたものよりもずっと明るく衝撃を受けました。スラムで遊んでいる子供たちの方が日本の子供たちよりものびのびと楽しそうに遊んでいるように思えました。スラムの子供たちは金銭的には豊ではなくとも精神的な面ではとても豊かであると感じることができました。今の日本では治安の悪化や親の心配によって子供たちが外で元気に遊ぶといった光景がなかなか見られなくなっています。私はスラムで元気に遊ぶ子供たちを見て日本の子供たちにも、安心して自由に遊べる場所がもっと必要であると思いました。

教科書などでインドのカースト制度については知っていましたが、それはただの知識であり、実際にはそのカーストに入れない人がいることなど、実際にインドに行ってみないと分からないことがあるのだと分かりました。またハンセン病についても、大学の講義を受けて興味を持っていたので話を聞いたりできてよかったと思います。インドでは日本のような隔離政策がなく、ハンセン病の後遺症で手足が悪くなった人が平然と街中におりそれを利用するかのように物乞いをしている姿が衝撃でした。

今回のスタディーツアーではとても充実した11日を過ごすことができました。また機会があれば参加したいと思うのでよろしくお願いします。
はーやん
  1. 2013/04/09(火) 00:51:05|
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第三回スタディ・ツアー感想文 立命館大学2回生 池端千尋さん


私が外国に行った中でインドは一番刺激がもらえた国でした。メディアを通して見てきていたインドの印象は、スラムに住む人々は非常に貧しく、かわいそうだというものでした。そんなインドを、自分の目で見て感じてみたいとどこかで思っていたものの、行動には移していなかったのですが、今回の11日間のスタディーツアーを紹介してもらい、インドに行くことができました。
空港に着き、ホテルに行くまでのバスからの眺めは初めて見るものばかりで、眠気が覚めました。日本のような綺麗に建てられたマンションなどの建物はなく、歩道にはスラムがあり、痩せ気味の犬が至る所で寝ていました。初めのインドを見た印象はメディアを通して見てきていた通り、やはり貧しい国なのだと感じました。
しかしながら、11日間という短い期間でしたが、私にとってのインドが180度変わったといっても過言でなないぐらい変わりました。
光の教室の子供たちは毎日毎日飛びついてきて、満面の笑みを浮かべていました。昼食の時は私たちより絶対空腹であるのにも関わらず、率先して食事の用意をしてくれ、「早く食べて、たくさん食べて」と言ってくれるのです。私たちに対するおもてなしの心に驚かされました。私は帰り際の「カルミレンゲ(また明日)」と「I love you」の挨拶が大好きでした。ナマステ以外で唯一分かり会える言葉であり、「I love you」は心と体で表現でき、気持ちが通じ合えるからです。
街では目が合えば「ナマステ」と笑顔で挨拶。それを見た周りのインド人も、「ナマステ」と笑顔で挨拶をしてきてくれました。店に入れば居すぎのように感じる店員さんが全員来て、どんどん商品を進めてくるのでした。インド人は気さくな人ばかりで、街を歩くのが飽きず楽しく、ずっと笑顔だった気がします。
インドでは本当にたくさんの笑顔を貰いました。子供たちから貰ったのはもちろん、街の人たちから、インドという国から。私は本当に幸せを感じることができました。しかしながら、笑顔だけで済まされない現実もたくさんありました。物乞いをするおばあさんや赤ちゃんを抱えたお母さん、道端で少ないご飯を分け合う子供たちなど。お金持ちの家の下の通りにスラムがあるという光景を見た時、貧富の差、格差社会を強く感じました。
11日間毎日が新鮮で毎日新たなものを見て聞き感じ、一気に様々なことを知り、インドがどんな国なのか正直よく分かりません。だから、インドのことをもっと知りたくなりました。そして、またインドに行きたいです。
ちひろ
  1. 2013/04/09(火) 00:39:32|
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第三回スタディ・ツアー感想文 同志社女子大学3回生 山内祐佳さん

インドスターディツアー感想
3月31日
同志社女子大学現代社会学部現代こども学科
山内祐佳

 今回2回目の参加でした。
感想ですがみんなみたいに難しく考えられないので簡単なことしか書けませんがお付き合いください。
 教室でこどもと遊んですごく楽しかったです。みんな初めて会う私たちに人見知りもせず遊ぼう!と近寄ってくれたことにすごいなと思いました。日本のこどもと比べるわけではありませんが、日本の小学生は初めて会ったとき興味を示して近づいてくれた子は半分かそれ以下でした。初めての人や物事に興味がもてるということは、自分以外のことに関心がある、ということだと思います。日本は自分と他者の関係をおろそかにしても生きていける・生きているが、インドでは他者と関わりあわなければ生きていけない、という環境が出ているのかなと思いました。
あとは、こどもと遊ぶのに精一杯だったのであまり考えずに過ごしました。みんな体力が有り余っているのか、私の体力がなさすぎるのか、全然こどもの遊び、もとい追いかけっこに追いつきません。どうしたら追いかけっこではない遊びに変更できるか考えるので精一杯です。しかし、全力で向かって来てくれる子に全力で向かわないとその子に失礼だし、私としても後悔が残りそうだったので頭をただ遊ぶ!と一色にして遊びました。楽しかったです。筋トレして体力あげなきゃと思いました。やっていません。
 光の教室以外にもデリーとアグラに行きました。タージマハルがすごく綺麗でした。しかし、朝早かったので記憶がところどころ抜けています。もう一度しっかり記憶に焼付けるためにも行きたいなと思いました。初めて馬車に乗りました。乗る時不安定だし臭いしでなかなか考えものだなと思いましたが、それよりもワクワクが止まりませんでした。もっと速く、もっと遠くまで走ったらもっと楽しいだろうなと思いました。デリーはメインバザールをもっとじっくり見たいなと思いました。メインバザールから一歩でた通りもトゥクトゥクで通ったときしか見れなかったのでもっと探検したいなと思いました。
 前回の9月と今回の3月、2回このツアーに参加させていただきました。前回と今回ではスケジュールが結構違うので比べる、ということはできませんが違うからこそ得ることができたのもあります。今回のツアーはこどもと5日間遊ぶこと、ハンセン病について知ることができたこと、様々な人と意見を共有し考えることができました。前回は日本領事館に行けたこと、先生の家に行けたこと、ガネーシャ祭りだったことです。特に先生の家に行けたことは私の中ではトップクラスに入るくらい嬉しいことです。日本との文化・様式の違いをありのままに正面から見ることができて考えることも感じることもたくさんありました。
インド大好きです。
 文章になってないところもあるし、文章がつながってないところもありますが、そういう能力はないので諦めてください。
他にもいろいろ書こうとしたけどキャパがオーバーしそうなので割愛します。
ゆりさん、スタッフさんお疲れ様でした!すごくすごく楽しかったです!!!ありがとうございました!!
ゆか

私の好きな写真(笑)

ゆかちゃむ

  1. 2013/04/08(月) 01:04:33|
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第三回スタディ・ツアー感想文 神戸大学2回生 久保貴史さん

このスタツアで考えさせられたことは、何が幸せなのか、ということ。
先進国として裕福な生活をしている日本人が悩み、苦しみ、自殺する
こともある一方で、食べていくことさえ苦労しているスラムの人が私の
見た限りでは、目を輝かせて必死に生に食らいついている。
素直にすごいな、と思いました。
 スタツアを通して初めて会った人たちと深く熱く話し合うことができたし
インドという日本とは全く違う文化に、短い時間ではあるけれど直に
触れ合ってこれまで当たり前だと思っていたことが大きく揺さぶられました。
同時に、金だけじゃない、という考えをより深く感じることもできました。貴重な
経験になって感謝しています。

 光の教室に関しては面白くて素晴らしい事業だと思うけど、正直、疑問に思うとこも
出てきました。教室では子供たちの自立性を育んでいるとのことでしたが、
自主性を持った人のほうが持たない人よりスラムで生きていくことが苦痛になるのでは
ないかと。何年もかかってスラムからカレッジに行かしてもらったのはごく少数だとも聞きました。
私が当初、光の教室に抱いていたイメージと大きく違っただけにこの違和感に
スタツアの間いろいろ考えました。夜中にスタッフの部屋に押しかけて申し訳なかったですが
しかしスタッフさんが自信満々に行動しているのを見て、事業をする意味も
見出すことができたし、興味も持てました。子どもたちがこれから成長して
いくなかで教室がどんな影響を与えてるのか非常に気になりました。

神戸大学経営学部     久保 貴史

ぼっくん
  1. 2013/04/08(月) 00:22:10|
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第三回スタディ・ツアー参加者感想文 大阪大学2回生 中井郁さん

「インドはどうだったのか」 大阪大学人間科学部 1年 中井 郁

 インドから帰ってきて、たくさんの人に聞かれました。「インドはどうだった?」その度に私は言葉に詰まって、結局なんとか「楽しかったよ」という返事をするのが精一杯です。インドで体験し感じたことを、あいさつ程度の日常会話の中で簡潔な言葉で表せるほど、まだ上手く消化しきれていないからです。もちろん、短い言葉で全てを表せるような体験ではありませんでした。この10日間、日記をつけていました。けして筆まめではない私ですが、インド滞在中は目に入るものすべてが新鮮で、その記憶をこぼれ落としたくなくて文字化して残していました。
 光の教室に通った5日間は、ただひたすら子ども達が可愛くて可愛くて。日本にいたら子どもたちの生活の貧しさばかり気になるけれど、目の前にいたのはよく遊び、よく笑い、よく食べ、いたずら好きな子どもたち。
 感謝すること。その大切さを再確認した旅でもありました。自分がいま置かれている状況に。国際協力、ボランティアの存在意義についても考えさせられました。押し付けがましく、ありがた迷惑になってしまっては元も子もない。またこういった活動を将来どのような形で続けていくのか。ハンセン病のことは今回知ろうとするまで何も知りませんでした。無知の恐ろしさ。知ることの大切さ。それから、海外には何度か訪れたことのある私ですが、インドで異文化の存在を今までで一番強く感じました。それは、人々の生活に入り込んでいる階級。本当ならもうないはずの階級。そして宗教信仰の根強さ。自分の価値観と比べるとすぐ批判の心をもってしまうけれど、その異なる価値観の上にずっと前から営まれてきた生活の存在。
 百聞は一見に如かずとはこのことです。本当は一見しただけじゃあまだまだ足りないけれど。日本に住む私にとって非日常的な世界を一見してしまった今。インドの人たちの人懐っこさが、どんなスペースにもお店を出しちゃうがめつさが、走り回って遊ぶエネルギーの有り余っている子ども達が、やたらとスパイシーな料理も、車の間を縫うように進むトゥクトゥクのスピードも乗りながら受ける風も、全てが恋しい。

かおる
  1. 2013/04/07(日) 03:17:04|
  2. 2013年3月ツアー感想文
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第三回スタディ・ツアー参加者感想文 同志社女子大学4回生 橋本由貴さん

スタディツアーを終えて
同志社女子大学3回生 橋本由貴

インドは人と出会う国。スタディツアーを通して何人もの人と挨拶を交わし、話したり遊んだりして触れあい、「またね」とお別れしてきました。帰国して人との出会いがぐっと減り、インドをとても恋しく感じています。人との距離が近く、ごちゃごちゃと騒がしいインドの街は、私にとって居心地の良い場所でした。
光の教室では、子どもたちが歌やダンス、手遊びなどたくさんのことを教えてくれました。「ナマステ!」と挨拶から始まり、自己紹介を交わして握手をすると、もうそこから友達でした。自分のダンスを見てほしいと、次々に技を決めて屈託なく笑う子どもたちは本当にたくましい。協調性にはちょっぴりかけていましたが、もっと見てほしい、もっと褒めてほしいと一人一人がいきいきと輝いていました。そんな子どもたちにとってダンスや音楽は、きっと自己表現するのにぴったりな方法なのだと実感しました。
しかし、トライバル地区のスラムまで子どもたちを迎えに行き、彼らの生活の厳しさを目の当たりにすると、私のしている活動は本当にこれでいいのだろうかという矛盾した気持ちも抱きました。トイレも屋根も電気も水道もない、車通りの多い道に面した歩道での暮らし。それは、想像を超えるハードな暮らしでした。音楽やダンスは今の彼らにとって一番必要なものなのか。光の音符の活動が、はっきりと目に見える成果として現れづらい分、音楽やダンスの力を信じながらも焦りのような気持ちがありました。
だからといって、お金や物を一時的に与えたとしても彼らの自立には繋がらないし、生活は変わらない。そもそも彼らが生活を変えたいと願っているのかどうかもわからない。それでも、もう少し衛生的で安全な暮らしをと願ってしまうのは、日本で作り上げてきた自分の価値観を彼らに押しつけているだけなのでしょうか。
ホテルに帰ると夜が更けるまで、このような疑問や感じたことをみんなで語り合いました。語り合いのなかで、私の疑問が解けるような言葉が聞けました。
「どんな状況でも幸せを感じられる心を育てられたら最強」
どんな状況で子どもたちが生活をしていても、歌が歌えたら、ダンスが踊れたら、それによって楽しむことができるなら、強く生きていけるのではないか。あるいは、彼らが歌を誰かと歌っているとき、みんなで踊っている時間が楽しい経験となれば、人生がより豊かになるのではないか。
 活動を振り返り、疑問などを語り合う時間は、私にとって新しい考え方に触れられる貴重な時間でした。自分の考えが相手に押しつけるものにならないよう、いろいろな人の話がもっと聞きたい。また、インドの子どもたちの声をもっと拾えるようになりたいと思いました。
この11日間の旅を振り返ると、他にもわからないことがたくさんありました。スラムで暮らす子どもたちの日常はどんなものか。彼らにとっての幸せとは何か。彼らとどのように関わっていけばいいのか。貧しさから生まれる苦労とは何か。なぜ格差がなくならないのか。
私は、子どもたちに出会い、魅了され、これらの疑問をただの疑問で終わらせたくないと思いました。「わからないけれど、わかりたい」というスタート地点に立てたことは、私にとって大きな一歩だと感じています。
この活動の成果は、数値で示しにくく、はっきりと目に見えない難しい活動だと何度も聞きましたし、実際そう感じました。しかし言い方を変えると、目には見えない可能性が無限に広がっているのだと言えます。
たとえば、ダンスを通して今まで関わることのなかった子どもたちが手を繋げるようになったという話を聞きました。また、リコーダーの授業の場面では、仲間の演奏を静かに座って聞いていたり、みんなのリコーダーを集めて片付けている姿を見ることができました。
ぼうっとしていたら気付かないくらい小さなできごとかもしれません。しかし、スラム間にある壁を乗り越えて、子ども同士が手を繋げるようになったことや、自己主張の強い彼らが仲間の発表を集中して聴けるようになったということは、彼らにとって大きな成長だと私は思っています。光の教室は、ゆっくりでも確実に子どもたちの心を成長させる場所であり、子ども同士が響き合い、幸せを生み続ける場所だと信じています。
DSC05359.jpg

  1. 2013/04/07(日) 00:46:50|
  2. 2013年3月ツアー感想文
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JICAにて

こんにちは、橋本です。
先日4月3日、JICAにてプロジェクトの途中報告が行われました。
ゆりさんやスタッフさんに同行し、私も話し合いに参加させていただいたのでその様子をお知らせします(^-^)/

報告会では、プロジェクトの進行具合やスラム撤去による影響、さらに今後の方向について話し合われました。
安田くん作成のムービーを使いながら説明が行われ、ダンスや音楽の授業の様子、教室の先生への技術移転の様子など、活動のリアルな様子をJICA職員の方々に見ていただくことができました。

異なるスラムに属する子どもたちがダンスやピアノを教え合っている――映像から、子ども個人の成長だけでなく、集団としての成長がうかがえます。また、教室の先生たちが一生懸命練習していること、先生同士の結びつきが強くなっていることなどもお話ししました。

3月の教室の状況については、教室に通うトライバル地区の子どもの人数が大幅に増加した一方で、ムスリム地区の子どもの人数が減少したということがありました。そのことについて、子どもたちが継続して教室に通うためには、親の理解が必要だと話し合いました。
さらに話は発展し、子どもたちの親だけに留まらず、このプロジェクトが社会に与える影響についても協議しました。
光の音符のプロジェクトで、さらに多くの人を巻き込み、社会に新しい風を吹かせたいですね。
9月のステージ発表会に期待が高まります!!

JICA

  1. 2013/04/05(金) 01:41:08|
  2. 日本での活動
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